症例紹介

症例
K.M様(38歳 女性)

右下の奥歯を他院にて抜歯し、数ヶ月間、インプラント治療にするかブリッジをするか悩んで当院にいらっしゃいました。 インプラントおよびブリッジのそれぞれ長所と短所を詳しくお話しさせていただきました。ブリッジにした場合、将来的に手前の神経を取った歯の歯根が破折してしまうリスクをお話ししたところ、長期的に他の歯に迷惑をかけないインプラント治療を希望されました。


インプラントを予定している部位の前後の歯も治療が必要でしたが、まずは最も治療期間が長期になるインプラントの埋入手術から行いました。 インプラント予定部位は、骨が若干不足していたため患者さんの年齢も考慮し、より長期的に安定するようGBRよばれる骨移植を併用してインプラントを埋入しました。


インプラント埋入の手術を行ってから約3ヶ月間、自分の骨とインプラント、あるいは移植した人工の骨がしっかりと結合するまで待ちます。その間は、両隣の歯の治療を進めていきます。


インプラントと骨がしっかりと結合している状態(オッセオインデグレーション)が確認 できたので、前後の歯と一緒に口腔内スキャナ(リンク)によるデジタル印象を行います。


印象から約10日後、最終的なセラミッククラウン・インレーを装着し、治療が終了となりました。
装着後は約3ヶ月に1度の間隔でのメインテナンスを推奨しています。

この治療の期間
約3ヶ月
この治療の費用
64万円(前後の歯のセラミック治療を含む)
■内訳
レントゲン検査(CT撮影・CT分析・術前術後の確認) ¥20,000
インプランと埋入手術 ¥250,000
GBR(不足した部位への骨の移植術) ¥50,000
骨補填材料とメンブレン 約¥30,000
上部構造(フルジルコニアクラウン) ¥150,000
ジルコニアインレー ¥55,000
ジルコニアクラウン ¥95,000
他の治療選択肢
ブリッジ・義歯
この治療のリスク

◎下顎の奥歯の場合、下顎骨の中に下歯槽神経という神経が走行しており、その神経を損傷すると唇の周囲に知覚の麻痺や鈍麻が起こる場合があります。

◎他の治療法と比較した際のインプラント治療のデメリットは「手術が必要であること」「治療費が他の治療と比較し高額であること」「治療期間が比較的長いこと」などが挙げられます。

◎インプラントの耐久性は、自分の歯と同様、喫煙・咬む力・咬み合わせ・セルフケア・メンテナンスの頻度などにより変わります。上記のことを怠ると、インプラントも歯の歯周病と同じように、インプラント周囲炎という病的状態になることがあります。

◎成長が完了していない若年者や、免疫療法・がん治療・透析治療など疾患をすでにお持ちの方の場合、治療が出来ない場合があります。